わたしん 眠りBlog
エンドウ豆と「寝具症候群(シンドローム)」のおはなし
こんにちは。
千葉県旭市、香取市、匝瑳市、銚子市、茨城県神栖市に店舗をもつ寝具専門店「わたしん」です。
東西に長いのか、それとも南北か、どちらでもいいですが、日本列島は長い地形なので気候の地域差が大きいですね。日本人(外国人も)が大好きな桜の開花時期、桜前線を調べてみても、いちばん早く桜が花開くのは沖縄の1月中旬、最後は北海道の根室や釧路周辺の5月中旬。なんと二カ月も違ってました。
こんなことを知ってしまうと、すごく生真面目な人には「旬の野菜、おいしいよね」なんて、気軽に言えません。「え? それ、どの地域の旬のこと言ってるの?」とか、鋭い指摘を受けてしまいかねませんからね。でも、言いたい。今、エンドウ豆が旬です……!?
というわけで、今回は寝具とエンドウ豆の旬、いえ、エンドウ豆の話です。「は? 寝具とエンドウ豆の何の関係があるの?……」
皆さんは、『エンドウ豆の上に寝たお姫さま』という話をご存じですか? 子どもの頃、一生懸命に本を読んで勉強した方は、もちろん「ああ、あの話ね」と、すぐに思い出していただけると思います。私も読みました。(無事、エンドウ豆と寝具が、つながりました!)
内容は、たしか……!? こんな話です。
――昔むかし、あるところに、理由はよくわかりませんが、本物のお姫様をお妃にしたいと思った王子様がいたそうな~~。でも、世界中を探し回ったけれどウソっぽい女性ばっかり! そんなこんなの、ある嵐の晩に、一人のずぶ濡れの、みすぼらしい女性が城にやってきたのです。そして「わらわは、ホンマもんのお姫様である」と言ったとか言わなかったとか。そこに、お約束のように登場したのが王妃。
王妃は「冗談はおよし」と思いつつも、試しに、その自称ホンマもんのお姫様のためにベッドを用意させます。それはベッドの上に一粒のエンドウ豆を置いて、その上にマットレスを20枚重ね、さらに羽布団を二十枚重ねるというものでした。お姫様はそのベッドで寝たのですが、翌朝、城の者が寝心地を聞くと、「固いものがあって~、気になって眠れなかった~』と、言ったとか言わなかったとか。結局、王子様は、そのお姫様を本物のお姫様と認め、お后に迎えました。めでたし、めでたし。
この話から、皆さんはどんな感想をもちますか?
①「人は見かけじゃわからないもんだ」
②「こんなことでお妃を決めていいのか?」
③「寝具は大事だ」
私の感想は……、勘の鋭い方はおわかりだと思いますが、③です。
実際、お姫様の話は笑い話レベルですが、「寝違えたのか、ひどい肩コリになった」「毎日のことだけど、朝、腰が痛くてベッドから起き上がりにくい」など、寝具、また枕についての不満、疑問の声が多いのです。
実は、寝具で問題なのは、身体に合わない寝具は、少しずつ、ゆっくりと身体にトラブルの種を運んで、悪くすると症状が慢性化しかねないことなのです。「何となく寝具が合わない」と思いつつ使い続ける。その結果「寝具シンドローム(症候群)」と名付けてもいいような腰痛・肩こり・首筋の痛み・片頭痛などが日常化してしまう可能性があります。
慢性化した症状は改善にも時間がかかり、精神的にもイライラ感がつのる状態になります。ここ数年、何かと怒りやすい中高年、年配者の事件がマスコミで取り上げられていますね。私は、合わない寝具も影響しているんじゃないか?と、秘かに考えています。次回は、この辺のその辺のところについて研究し、書かせていただこうかなと思っている次第です。
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掲載日:2019年4月28日
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