わたしん 眠りBlog

おてんとう様が決めていた!日本人の平均睡眠時間は?

テレビのクイズ番組じゃありませんが、最初に質問です。
日本人の平均睡眠時間はどのくらいだと思いますか?

ハイ、気の短い方のために、結論を先に書いてしまいましょう。
厚生労働省の調査(2016年発表)では、平均睡眠時間は6時間から7時間と
いう回答が一番多く(男女とも)なっています。

「え、それしか寝てねえのか、かわいそうだな、な、熊さん。おいらたち、もっと寝てるもんな」
「ああ、かわいそうだよな、八っつぁん」という感想の方もいらっしゃるかもしれませんね。

「物の本」によると、熊さん、八っつあんの時代の睡眠時間は、
自分で決めるというより「おてんとう様」が決めていたようで、
庶民は基本的に日没に寝入って日の出とともに起きるという生活だったとか……。

この時間を計算すると、例えば、夜の時間が一番短くなる
夏至の頃で約9時間、逆に夜が長い冬至の時期には13時間から14時間となります。

まだ、エレキテル(電気)なんて便利なものはありませんし、
庶民にとっては行灯(あんどん)に使う油やロウソクも高価なので、
長い時間使っているわけにはいかない、
そこで、「さっさと寝よう、あ~、寝るのが一番だ」となるわけですね。

ただ、これも「物の本」で読んだのですが、農家の人たちは別だったようです。
囲炉裏(いろり)で火を燃やすことができたこと、それに厳しい年貢のために
内職をしなければならないので、夜遅くまで囲炉裏の近くで俵を編む仕事なんかを
していたようです。

それでいて、朝は早起き鳥の声と一緒に田んぼに出て農作業をする……。
これも計算すると、農家の人の睡眠時間は4時間から6時間程度という短さになります。

江戸時代には、トラクターもコンバインもありません。
まして「AI化して作業の効率を高めようじゃないか」
なんてことを考える「お人」もいませんので、農作業は
完全な肉体労働です。そこで短時間睡眠! これはきついですね。

そこで、調べてみました。江戸時代の人、特に肝心の庶民の
寝具はどうだったのか?

身分、職業の違いで寝具もいろいろですが、
農村では、床に筵(むしろ)を敷いて、掛け布団のようなものもなく、
着物のまま、また、ワラなんかを掛けて寝ていたようです(たぶん)。

寒い冬はどうするか?
できるだけたくさん着込んで、囲炉裏の火を
絶やさずに寝るということですね(たぶん)。

こんなことを調べていると、今の人たちは、
なんと素晴らしい寝具に恵まれているのか、
幸福なのかと、不覚にも涙がこぼれそうになりました。

でも、江戸時代の人たちには申し訳ないのですが、
人生の3分の1近くが寝ている時間ですから、いい意味で、
もっと、もっと、ぜいたくになってもいいんじゃないか、
自分に合った寝具を選んでいいよね……なんて思います。

そして、私たちも、もっともっと寝具のことを勉強して、
皆さんに快適な睡眠と、結果としての健康を提供したいと思います。

あと、昔の人の寝具や生活についても、もっともっと、もっと学びたいと思っています。

 

 

掲載日:2019年6月25日