わたしん 眠りBlog
人が眠っている間にしていることとは
みなさん、こんにちは。
羽毛ふとん・マットレス・まくらなど千葉県・茨城県を中心に
5店舗展開している「眠りの専門店 わたしん」です。
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さて、本日は
人が眠っている間にしていることとは
について書きたいと思います。
睡眠は心と体のメンテナンス作業
人間はなぜ眠るのでしょうか?
睡眠が疲労回復につながるのは誰もが実感していることですが、その日に生じた体内の不具合をリセットし、翌日の活動に備える整備の時間でもあります。脳や内臓、自律神経系、ホルモン系、免疫系など体のあらゆる機能を休ませ、あるいは活発にして活力を養う大切なメンテナンス作業が行われるのが睡眠です。
睡眠は記憶の整理整頓時間
睡眠には脳に記憶を定着させる作用があります。活動中に学習した記憶を整理し、必要なこととそうでないものを分け、脳に記憶させます。一方、この作業中に出た不要なもの=脳のゴミを脳脊髄液中に排泄する作業を毎日行っています。主に睡眠中に行われるこの作業は、老廃物のアミロイドβというタンパクが脳に蓄積するのを防いでいます。試験前にしっかり寝た方がよい結果につながると言われるのは、記憶が整理されるからなのです。
また、睡眠不足になるとアミロイドβが蓄積し、認知症発症のリスクが高まることがわかっています。
睡眠が整える自律神経のバランス
自律神経には日中に優位になる交感神経と、睡眠中に優位になる副交感神経があり、交互に上昇、低下を繰り返しています。副交感神経が優位となる睡眠中は、血圧や心拍数、呼吸数、体温が低下し、代謝を下げて疲労回復を進めます。
睡眠時間や質が低下すると交感神経が優位となる状態が長くなり、身体活動機能や思考力の低下を招きます。
肥満予防にはたっぷりの睡眠を
食欲を抑制するレプチンというホルモンが減少すると、胃から分泌される食欲を増すグレリンが増えます。レブチンは睡眠不足になると脂肪細胞から分泌されるホルモンです。夜中にラーメンやジャンクフードが食べたくなる現象は、こうした食欲抑制ホルモン・増進ホルモンのバランスの乱れによって起こります。生活習慣病を引き起こす肥満に直結するホルモンに関わるのが睡眠なのです。
睡眠のアンチエイジング効果
睡眠中に分泌されるさまざまなホルモンも心身のメンテナンスに深く関わっています。寝入りばなに多く分泌される成長ホルモンは、骨や筋肉、内臓、皮膚などのダメージを修復して疲労回復に導くことからアンチエイジングホルモンともいわれています。寝入り端から少し進んだ眠りの前半部分から増えるのがメラトニンです。抗酸化作用があるメラトニンには、がんや老化を抑える働きがあります。睡眠後半の目覚め前から日中の活動に備えて増えるのがコルチゾールというホルモンです。睡眠不足になるとこれらのホルモンの分泌リズムが乱れ、心身の不調の原因ともなるため、良質な睡眠はアンチエイジング効果があるといえるのです。
免疫システムにも深く関わる睡眠
人間の免疫システムは多彩な免疫細胞や物質から成り、それぞれが役割分担して体を守る仕組みを確立しています。夜間に活発になるTリンパ球の活動は、免疫システムの主力として感染やがん細胞に立ち向かっています。Tリンパ球を作るメラトニンは睡眠前から睡眠期前半にかけて多く分泌される仕組みのため、十分な睡眠を取れていないと免疫システムは十分な威力を発揮できなくなります。睡眠時間が短いほど風邪に罹りやすいというデータも実証されています。
良質な睡眠が引き出す免疫システムの力
体に備わる免疫システムやアンチエイジング効果の力を最大限に引き出すのは、質の良い睡眠といえます。寝る前にゆったりとした気分で一日を振り返り、記憶を整理して睡眠中の脳の働きを助けることや、寝室環境を整えることで心地よい眠りを誘うことが明日への活力を養う手助けとなります。音楽やアロマ、穏やかな照明などの力も借りて、自分の体の力が最大限発揮できるよう工夫してみましょう。
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掲載日:2021年11月26日
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