わたしん 眠りBlog
キウイを食べるとよく眠れるってホント?
みなさん、こんにちは。
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さて、本日は
キウイを食べるとよく眠れるってホント?
について書きたいと思います。
夜にキウイを食べると睡眠の質が良くなるというのは本当です。睡眠改善効果をもたらすセロトニンがキウイに含まれているためです。台湾の台北医学大学の研究では、寝る前にキウイフルーツを2個ずつ食べた経過を4週間にわたって調べたところ、睡眠の質を測るPSQIスコアに42.4%の有意な減少が見られました。
キウイフルーツが睡眠に良い効果をもたらすワケ
キウイフルーツにはセロトニンに加えて葉酸が多く含まれています。葉酸は不足すると睡眠の質が落ちるといわれる栄養素で、キウイを食べることで葉酸とセロトニン両方の力で睡眠の質をアップできるというわけです。
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンは、少なくなると夜の睡眠を促すメラトニンが十分に作られなくなり、その結果として睡眠の質の低下が起こります。セロトニンは気持ちを安定させる作用もあるため、ストレスを抱えやすいタイプの方は特に意識して摂取を心がけたい栄養素です。
睡眠の質を上げる食べ物はキウイ以外にも
乳製品や大豆製品に多く含まれるトリプトファンも睡眠の質を上げる栄養素として有名です。トリプトファンは体の中でセロトニンやメラトニンを作り出す基礎となる栄養素です。このトリプトファンから作られるセロトニンが豊富に含まれている食べ物がキウイフルーツです。セロトニンが少ないと睡眠の質が下がることがわかっており、セロトニンが含まれるキウイフルーツを食べることで、睡眠に障害を感じる方が入眠・睡眠時間など、改善傾向があるという結果がでています。
トリプトファンはタンパク質を分解してできるたくさんのアミノ酸のうちのひとつですが、アミノ酸同士が競合するため、トリプトファンだけを脳に届けるのは実は容易ではありません。脳が必要とする物質だけが中に入ることを許される血液脳関門では、トリプトファンは通過しにくく、少しでも脳にトリプトファンを届けるためには、タンパク質と炭水化物を同時に摂取して血糖値を安定させる必要があります。炭水化物を食べたときに放出されるインシュリンがほかのアミノ酸により消費され、トリプトファンが血液脳関門を通過しやすくなるのです。
このトリプトファンは大豆に特に多く含まれ、鶏むね肉やサーモン、卵にもたっぷりのトリプトファンが含まれています。
キウイを食べるタイミングは?
睡眠の質の改善のために効果的な食べ方は、寝る1時間前に2個食べるのが理想的といわれていますが、現実には寝る前に食事をするのはデメリットも多いので、キウイは夕食に取り入れて食べるのが現実的ではないかと思われます。睡眠の障害ではさまざまなストレスも関係しているため、セロトニンを体内に効率よく取り入れて気持ちのケアと良質な睡眠時間を手に入れたいもの。
日本人の平均睡眠時間は他国と比べて非常に少ないといわれ、少ないうえに睡眠の質の悩みを抱えている方も多く、健康を維持するために大きな問題になっています。日本人にとって貴重な睡眠の質をよりよくするために、身近にある意外な食べ物を取り入れることで睡眠の質が良くなるならぜひ試してみたいですね。
快適な睡眠のためには、正しい寝具選びと快適な睡眠環境づくりがとても大切です。
長年使っている寝具の買い替えを検討されている方、眠りについての不安や疑問、お問合せなどが
ございましたら、お気軽に「眠りの専門店」わたしんにご相談ください。
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掲載日:2024年5月1日
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