わたしん 眠りBlog
なぜコーヒーを飲むと目が冴える?──睡眠とカフェインの関係
みなさん、こんにちは。
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さて、本日は
なぜコーヒーを飲むと目が冴える?──睡眠とカフェインの関係
について書きたいと思います。
朝起きるとコーヒーを飲んで目を覚ます、というルーティンを行う人は多いと思います。コーヒーをはじめとするカフェインを含む食品を摂取すると、眠気が覚める効果があることが知られています。またその覚醒作用から、夜寝る前に摂取すると眠れなくなるとして、夕食後にはコーヒーや緑茶を控えることも、よく行われています。
カフェインがたくさん含まれるのは?
カップ一杯のコーヒーには約60ミリグラムのカフェインが含まれています。紅茶は30ミリグラム、煎茶は20ミリグラム、ココアで10ミリグラムとなっています。同じ緑茶でも玉露はかなり多く、160ミリグラムものカフェインが含まれます。玉露はカフェインをたっぷり含む若芽を用いるためです。エナジードリンクは一般的なもので50〜100ミリグラム、眠気覚ましをうたったものには300ミリグラムほどの含有量の製品もあります。また、チョコレートにもカフェインは含まれ、50グラムの板チョコ1枚に10ミリグラム程度、カカオ70%以上のダークチョコなら40mgほどになります。
なぜカフェインで目が覚める?
カフェインは睡眠を促すアデノシンという物質の作用を抑えるため、眠気覚ましに効果的だといわれています。カフェインが脳にある受容体に結合すると、アデノシンの作用が抑えられ眠気が覚めるという仕組みです。逆に言うと神経を落ち着かせる働きがあるアデノシンが脳内で作用すると、人は眠気を感じるようになるのです。
カフェインには覚醒作用のほか胃酸の分泌促進や利尿作用、交感神経を刺激する作用、血管拡張作用などがあります。
では眠りを誘う食品はあるの?
カフェインがアデノシン受容体に作用して眠気を覚ますなら、その逆はあるのでしょうか。最近、乳酸菌飲料がよく眠れると話題になっていますが、他にもいくつかの成分が睡眠を改善する効果ありとして発見されています。日本酒づくりに使われる清酒酵母のほか、アミノ酸のグリシンやセリンも睡眠改善効果があるとわかっています。
グリシンは体内時計を司る脳の視交叉上核という部分に到達すると、末梢血流が増加し熱の放散を促し、深部体温が低下して睡眠の質が向上すると考えられています。深部体温とは体の内部深くの体温のことで、眠くなると低下することが知られています。
カフェイン摂取の注意点
カフェインは血液脳関門を容易に通過し、構造のよく似たアデノシンより先にアデノシン受容体に結合してしまいます。するとアデノシンの働きが抑えられ、眠気が覚める仕組みです。カフェインを過剰摂取するとカフェイン依存症に陥る可能性があり、吐き気や嘔吐、手足のしびれや動悸などの症状が出ることがあります
妊婦にコーヒーが良くないとされるのは、カフェインが胎盤を簡単に通過するため、胎児に影響が出る可能性があるからです。小さな子供にもエナジードリンクやコーヒーを安易に与えてはいけないのも同じ理由です。
より良い眠りを手に入れるために
私たちの健康に大きな影響を及ぼす睡眠ですが、一人ひとりにとってどんな睡眠が良い睡眠なのかを客観的に評価するのは難しいもの。不眠に悩む人にとっては、いかにして質の良い睡眠を手に入れるかが大きな課題です。
良質な睡眠をサポートするサプリも次々に開発されていますが、直接肌に触れ、体を支える寝具は、眠りをコントロールするための基本的なツールといえます。より良い眠りのために、さまざまな角度から睡眠について検証してみることをおすすめします。
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掲載日:2022年8月22日
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