わたしん 眠りBlog

日本人の睡眠時間は 不足なのか? 足りているのか?

前回の記事では、日本人の平均睡眠時間は
6時間から7時間と答える人が多いということ、

 

また、この時間に対して、江戸時代の庶民(職人さん)の
代表 熊さんと八っつあんが、「それは短けえな」という
感想をもらしたことを書きました。

 

でも、実際のところはどうなのか、
6時間から7時間じゃ短いのかどうか、
もう少し調べてみました。

 

その結果、驚くべきことがわかってしまいました。
日本人の健康関係のお役所、厚生労働省が公表している
「睡眠障害対処12の指針」というデータによりますと、
なんと、なんと、「睡眠時間は人それぞれなので、
そこまで時間にこだわる必要はない」という、ゆる~い
意見が添えられていたのです。

 

結局のところ、人によって睡眠時間は違いが大きいので、
心身の不調が出なければ、問題なく毎日暮らしていければ、
それでいいんじゃない? という、なんか当たり前といえば
当たり前、だけど、本当に大丈夫かな、という結論になりそうです。

 

いい加減に思えるかもしれませんが、たしかに、
世間には「僕、4時間くらい眠れれば元気、元気」と
言いながら、とても元気に見えない人もいますし、
「私、10時間くらい寝なきゃ、昼間動けない~」なんて
言ってるけど、休みの日には誰よりもエネルギッシュと
いう人も……いますよね。

 

 

それでも、どうしても理想の睡眠時間が知りたいという
「目安がないと安心できない症候群」の方のために
『医療・看護・介護のための 睡眠検定ハンドブック』
(監修・日本睡眠教育機構 全日本病院出版会)という本を
見つけました。

 

ここには、睡眠の目安として、青少年(約8・5~10・5時間)、
青年・中年期(約7~8時間)、高齢期(約6時間)とあります。

 

この目安に当てはめると、やっぱり日本人は全体でみると
睡眠不足の人が多いということです(自覚している方、安心しましたか?)。

 

そこで、個人差はありますが、睡眠不足が心身にどんな
影響があるかも専門家が指摘しています。

 

生活習慣病、肥満の率が高くなって、早い話が、
死亡リスクが高くなるというわけです。

 

脳の働きにも影響が出て、判断力が低下するといいますから、
いい仕事ができなくなる、なんてことにもなりかねません。

仕事バリバリのビジネスパーソンは、どうしても睡眠が
足りなくなりがちで、そこで判断力に影響が出てくる……、
これって、ちょっと、いや、かなりつらいですね。

 

あと、睡眠時間に関して注意したいのが、高齢者の寝過ぎで、
特に昼寝のし過ぎは頭がぼんやりして、認知症のリスクを
上げるという研究結果もあるようです。ひょっとすると、
このところ大問題になっている高齢者の自動車の危険運転にも、
寝過ぎが関係しているかも、なんて思ってしまいます。心配です。

 

しかし、現実問題として、睡眠時間が短い人が、いきなり
思うように睡眠をとれるようになるのは無理がありますよね。

 

そこでどうすればいいか? 今日から、まずは5分でも10分でも
多く睡眠時間を増やす努力をしてみてください。そして大切なのは
「熟睡」できるように工夫することです。

 

時間が足りないなら、質で勝負することも考えてください。
寝具の専門店で「ぐっすり眠る方法」を相談するのが一番確実だと思います。

 

 

掲載日:2019年7月1日